ママ友は友達なんかじゃない!心が楽になる付き合い方
ママ友というのは子育ての情報を共有できたり、夫が聞いてくれない悩みなどを聞いてくれたりと、育児をする上で助かる部分も多いです。
しかし、ママ自身がもともと人見知りだったり、人付き合いが苦手な場合には、グループのお誘いを断れなかったり、嫌われまいといい顔をしてみたりと悩む人もいるでしょう。
ママ友って何だろう?ママ友とうまく付き合うには?そんな疑問について考えてみました。
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ママ友は友達じゃない
ママ友との関係に悩んだりしている人は、まずママ友とは何かを考えなければいけません。まず、ママ友とは子供がメインにあって、そこに集まったママの中でグループ関係を構築するということです。
「子供の間に悪影響が無いように保護者同士仲良くしましょうね」という一種の縛られた関係で、本当の友達のように本音で語り合ったりという自由はありません。
つまり、まずは「ママ友」とは言うけれど、「友達」ではないということを理解しておかないと付き合い方に悩んでしまうことがあります。
引用:小学生の母親に聞く、「ママ友との理想の距離」調査|アットホーム
それを証拠にママ友は必要だと感じている人が約75%に対し、ママ友付き合いが面倒と感じたことがある人が約68%もいます。これはママ友という関係が情報共有や子育ての悩み解決には役立つとは思っているけど、それ以外の付き合いに関してはそこまで必要とは思っていないことのあらわれです。
悩み別ママ友との関係を楽にする考え方
ママ友との関係で悩んでいる人は、まず今のママ友というのは友達ではないという認識を持ったほうがいいでしょう。どちらかと言えば「子育て」という同じ利益を追求する同じ会社の社員同士と思えば付き合い方が楽になると思います。
同じ会社の社員同士というのは、お昼を一緒に食べたり、忘年会や新年会をしたり、会議で意見を言い合ったりなどコミュニケーションは必須ですよね。でも、友達かと言えばそうじゃない人がほとんどです。家に帰れば連絡もしないし、退職すれば疎遠になることも多いでしょう。この距離感をママ友との関係で作れればいいんです。
子供同士が仲良しで離れられない
自分の子供の友達のママとママ友になるパターンは多いですが、その関係は結構無理しているケースが多いことがあります。
- ママ友辞めたら子供が仲間外れになるかも
- 一緒に行動しないと子供も友達と遊べない
- 子供が行きたいというイベントを断れない
このようなことを考えているママも多いと思いますが、ハッキリ言えばそれは意味のない考えです。
例えばグループで休日一緒に遊ぶことがあってそれを断った場合、子供はその日一日友達とは会えませんが、それってそんなに大事なことでしょうか。確かに次の日にその話を子供同士でするかもしれませんが、それも一瞬のこと。子供たちは保育園や小学校で遊ぶ時間のほうが休日遊ぶ時間より圧倒的に長いんだから影響はほとんどありません。
そのママ友グループが嫌なら離れてもいいんです。その分思いっきり休日には子供と遊べるんですから、そっちのほうがメンタル的にも良いですし、何よりママの笑顔がたくさんあるほうが子供もうれしいに決まっています。
年代に差があってついていけない
今は晩婚化も進んでいるので、同じ学年の子供のママも年齢はとても幅広くなっています。そんな中、自分よりもかなり年上のママばかりだったり、逆に周りが若いママばかりで気後れしてしまうなんてこともあります。
年上ママばかりだった場合は、もう自分の母親と接するように、いろいろ教えてもらうようなスタンスで接するのがうまくいきやすいです。年上ママだって若いママとの接し方に悩んだりしてますよ。
逆に自分が年上で回りが若いママばかりだった場合はちょっと大変です。若いママも年上ママにはどう接していいかわからないので、なかなか受け入れにくいということもあります。そんなときには無理に輪に入ろうとしないで、大人の余裕でどっしりと構えておきましょう。偉そうにするということではないですよ。
ママ友ができない
人見知りで人付き合いが苦手・・・でも他のママ友グループからぼっちと思われたくない・・・。
そういうママはたいてい昔から人見知りで、友人もあまりいないタイプが多いです。でも、あなたにも親友と言える人はいるでしょう。そういう人は浅く広く付き合うのは苦手ですが、逆に少ない親友との絆が深いです。
だから、ママ友ができなくても悲観することはありません。深く仲良くなれるママ友がそこにいないだけです。もし子供に「ママには友達ができないの?」なんて言われても、「ここにはいないけど、大切な友達がいるよ」と正直に言えばいいんです。
気の合うママ友が欲しい
最初から気の合うママ友ができるはずはありません。逆に気の合う人だけを見つけようとするほうが難しいでしょう。
そういう人は広く浅くとりあえずコミュニケーションしておいて、自然に気の合うママ友ができるまで待つというのが遠いようで近道です。
ママ友なんていらない
一匹狼のママはママ友が不要と思う場合もあるでしょう。そういう人は群れることが嫌いでこれまでも独りで何でもできたはずです。それならそれでいいでしょう。
ただ注意したいのは、群れるママに対して軽蔑の目を向けたり、嫌な顔をしたりしてはいけません。この場合は子供やその友達との関係を最優先して、嫌でも笑顔で挨拶したり、話しかけられたら答えるくらいのことはしたほうがいいですね。
とにかく無理をしない
ママ友との関係については悩む人も多いですが、考え方としては「無理をしない」ということです。
つかず離れずの距離を保ち、感じの良い挨拶ができていれば、それ以上の深いつながりは必要なければ断ってかまいません。気の合うママがいるのは運しだいとも言えますから、そんなものだと割り切って子供や家族との絆を深める方に力を入れましょう。