家の印象は玄関だけで決まる!いつも綺麗に片付けるポイント
玄関というのは、ちょっとした訪問時に必ず見られる場所です。
ママ友やご近所さん、郵便屋さんに宅配屋さんなど、家の中で最も見られるところと言えます。
人の家に行ったときに玄関が汚いとなんか家全体もそうなのかな?と思ったりしませんか。
裏を返せば自分の家も玄関で判断されているということです。玄関だけでも常にキレイに片づけておけば印象はいいですよ。
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玄関をチェックしよう
玄関は家の顔ともいわれ、綺麗にしておくと運気がアップするとか風水でも言われていますね。節分などで玄関に豆まきするのは邪気が入らないようにするためということを考えると、昔から玄関は大事なところという認識なんでしょうね。
玄関のチェックポイントは大きく3つあります。
不用品チェック
玄関に置いているものは、基本的には玄関周りや庭などで使用するものが多いです。あとは、家の中に入れるにはちょっと汚いもの(例えば自転車の空気入れ)などが置いていますよね。
ただ、玄関というのは家の中でも面積が狭いので、収納できる量には限りがあります。そのキャパを考えずに物を置いてしまうと目に付く物が増えて狭い印象や片付いていない印象を与えてしまいます。
【玄関に必要なもの】
- 靴
- 靴の手入れグッズ
- 靴ベラ
- スリッパ
- 傘
- 傘立て
スッキリしている玄関というのは、上記のような必要最低限のものしか置いていないイメージですよね。
実際には靴箱など、見えない部分にいろいろ入っているとは思いますが、とりあえず玄関に絶対必要なのはこれだけです。
【玄関に必要か考えたいもの】
玄関に必要か考えたいもの | ||
---|---|---|
レインコート | カギ・ハンコ | 自転車関連アイテム |
装飾品・雑貨 | 子供の遊具 | サンダル |
玄関マット | 水槽 | 不用品 |
灯油の容器 | ゴルフバッグ | ベビーカー |
靴の箱 | 殺虫剤 | 芳香剤 |
余計な靴棚 | 小物掛けフック | ペットグッズ |
園芸用品 | 空き瓶 | 古新聞・雑誌 |
玄関に置いておくもの、というか「置いておきたい」ものというのは各家庭の家族の年齢や人数、職業、玄関の広さなどによっても違います。
しかし、これらがあることによって玄関に圧迫感が出たり、狭く感じさせることもありますし、あるいは不潔な印象を与えるものもあります。
細部の汚れチェック
玄関というのは家の外と中の境目となるので、汚れやすいのは当然です。
ただ、日常的な汚れに慣れてしまって、蓄積された汚れを見落としていることがあります。
- たたきの角のホコリ
- ドアの回転部分付近の砂
- 靴箱下のホコリ
- 傘立ての水受け
- 鏡や絵画の上のホコリ
子供がいたり、雨の日のあとなどは靴に泥がついていたりして、玄関は汚れやすい場所です。それは他人が見ても仕方ないと思う部分であり、それにより印象はさほど変わりません。
しかし、上記のチェックにあるような蓄積された汚れというのは、「掃除ができていない」という印象を与えてしまいます。
見た目以外の悪臭チェック
玄関がスッキリ片付いていても、悪臭が立ち込めていると一気に印象は悪くなります。
常に匂いが気になる場合と、雨の日のあとや、子供が返ってきた直後のような一時的に匂う場合があります。
一時的に匂うのは仕方がありませんが、常に匂っている場合には対処が必要です。
匂いは自分では慣れてしまって気付きにくいですが、帰宅時に家に入った瞬間に悪臭を感じたら要注意です。
【悪臭の元凶となるもの】
- 汗が染みこんだ靴
- 長年使っている湿ったスリッパ
- めったに洗わない玄関マット
- 玄関タイルについた黒カビ汚れ
玄関をキレイに片付けるポイント
玄関をキレイに保つのはそんなに難しいことではありません。
一度片づけてしまえばあとは1日5分もあれば、キレイな玄関を保つことはできますよ。
玄関の物を減らす
まずは玄関にあるもので不必要なものは極力置かないようにしましょう。
【靴】
- 1年以上履いていない靴
- 必要以上に多いサンダル
- 季節感のあるブーツやサンダル
- 履けなくなった靴
まず履かない靴はいくら高価だったとしても取っておくのは無駄です。状態がいいものならメルカリなどで売ってしまうなど極力処分しましょう。
また、ちょっとゴミ出しとかで使うサンダルも一家にひとつあれば十分です。2足以上ある場合は処分してもいいでしょう。
あとは季節感のあるブーツやサンダルなどは、オフシーズンはクローゼットや押し入れなどにしまっておくというのもひとつの方法です。
【傘】
- 日傘
- 壊れている傘
- ビニール傘
- 家族の人数以上ある傘
突然の雨でビニール傘を買ったりして、傘は増えちゃうものですが、家族の人数以上の傘は必要ありません。
どうしても捨てたくない場合は、車に常備する用としてトランクに入れるとか、押し入れにしまってしまうということも考えてください。
また、晴雨兼用ではない日傘は屋内に入れても問題ないので、邪魔ならば室内に入れてしまうという手もあります。
【その他の物】
- 季節はずれの装飾品
- 無駄に多い飾り小物
- 月1くらいでしか使わないもの
- もう使っていない遊具
- 収納場所を増やすための棚やフック
- 古雑誌などのゴミ類
玄関に装飾品を多く飾っている人がいますが、物が多いほど掃除がしにくくなるのでお手入れがおろそかになる傾向にあります。必要最低限の装飾にしてスッキリさせることを心がけてください。
子供のボールやバットなど遊具やパパのゴルフバッグなどが置いていることがあります。頻繁に使うかどうかを定期的にチェックして使わないものは処分するか、玄関に置くのをやめましょう。
靴などが多くなって建付けの靴箱以外に、靴入れ用の棚を購入したりする場合がありますが、できれば建付けの靴箱にすべて収まるように物を減らしたり収納を工夫したほうがスッキリしますし、不要なものをいつまでも取っておくということがなくなります。
また、古雑誌や古新聞、段ボールなど、玄関に置いておくとゴミ出しに楽かもしれませんが、見た目の印象は悪いので考えものです。
掃除アイテムを隠し置く
不要なものを選んで玄関から取り除いたら一通り掃除をしましょう。スッキリして掃除もしやすくなると思います。
ただ、玄関は掃除してもすぐに汚れてしまうので、今後掃除をするのが億劫になりがち。
そんな時には「すきま時間清掃」がおすすめです。
すきま時間清掃は、玄関で来客など用事があったときに、ついでにサッと掃除するというものです。
【靴箱に隠しておく掃除道具】
- 拭き掃除用の布
- ホコリ取り用コロコロ
- ミニほうきとちり取り
拭き掃除用の布は手垢などを拭きとる用です。靴を履くときには靴箱や壁、ドアなどを支えにして履くことが多く、手垢が付きやすくなっています。ちょっと気付いたときに拭き取れば、手垢による黒ずみ汚れを防止できます。
ホコリ取り用の粘着コロコロは、お出かけの時や帰宅時に衣服の糸くずやホコリ、花粉などを取り除けて便利です。
ほうきとちり取りは、玄関はドアを開けるたびに砂ぼこりなどが入ってきたり、靴についた砂などが落ちたものを掃除するものです。砂ぼこりを放置しておくと、湿気や雨の日などに水分と混ざってこびりつく頑固汚れになってしまうので、こまめに掃き掃除をしたいですね。
ニオイに気を付ける
玄関がキレイに片付いてスッキリしても悪臭があると台無しです。
特に湿気やすい玄関に汗がついた靴というのは匂いの元になりやすいですし、スリッパもそんなに交換したり洗ったりするものではないので匂いが出やすいです。
玄関マットを敷いている家庭も、敷きっぱなしの場合は雑菌やカビなどが繁殖して余計に不潔になってしまうので注意が必要です。いっそのこと玄関マットは敷かないことにしてもいいでしょう。
ニオイ対策としては週に1度くらいは靴箱を開けて換気をします。あとは消臭剤などを置いて匂いを消すようにしましょう。
芳香剤などは悪臭と混ざって余計に変なニオイを放つ可能性があるので注意してください。
玄関をキレイにすると意識が変わる
玄関が片付けられていなかったり、掃除が行き届いてなかったりする家というのは、家の中も同じような状態になっていることが多いです。
逆を言えば、玄関をキレイに片づけることができれば、家の中も片づけようという意識ができるということ。
家の面積で言えば玄関はとても小さなスペースです。
家全体を片付けようというのはなかなかモチベーションが上がりませんが、とりあえずまず玄関から始めてみませんか。