ダサい旦那と一緒に歩きたくない!季節ごとの服装改造計画
結婚するときにはセンスが良かった(または許容範囲のダサさだった)旦那も子供ができて年齢を重ねていき、気付いたら「あれ?こんなに旦那ってダサかったっけ?」と思っちゃうことありますよね。
連れて歩くのも嫌だし、ママ友に紹介するのも嫌、そもそも昔はこんなんじゃなかったはず・・・
おじさんになる前にダサい旦那を何とか食い止めるべく改造してみましょう。
Contents
なぜ旦那はダサい(ダサくなる)のか?
旦那がダサいと感じてしまうのはいろいろな要因が重なって起こります。
まずは単純に老いてしまったということ。肌のハリやツヤが無くなってシミができたりシワができたりですね。
そして、老いに対して特に問題視していないこと。そのまま受け入れているというか、そういうもんだとあきらめてしまっているんです。
さらに、顔や体は老いているにもかかわらず、髪型やファッションは若い時のままのセンスなんですよね。
とどめは「もう誰にもモテる必要がない」という男性的な本能を捨ててしまっていることです。結婚してるし子供もいるし、あとは老後まで平穏無事に過ごせればいいやというハングリー精神の欠如です。
【旦那がダサい要因】
- 旦那本体が老いてきた
- 老いを甘んじて受け入れている(抗おうとしない)
- 髪型やファッションは昔のまま
- 男性的本能の欠如
例えばつるの剛士さんなんて今でもカッコいいですよね(隣の我聞さんもカッコいいです)。42歳で子だくさんでイクメンだし、うちの旦那とは大違いですよ。
先ほどの要因を当てはめてみると、見た目が大事な仕事なので老いに対して危機感を持って男を磨いていますよね。そして、トレンドの髪型やファッションを年齢相応に着こなすことができています。(スタイリストさんもいるでしょうけど)
そして、結婚はしていてもファンには好かれないといけないので、カッコよくいようという気持ちは維持し続けています。
これがダサくならない秘訣と言えますよね。
ダサい旦那を改造してみよう
さすがにつるの剛士さんのようにはなれないけれども、人様にお見せできるくらいにはダサくない外見になってほしいですよね。
旦那自身がダサいという自覚がないのなら、妻がサポートしてあげるしかありません。
ダサい旦那を改造する前にまずは清潔感があるかをチェックしてみましょう。
清潔感が無いとおしゃれにしたところで「かっこいい」とはなりません。
髪型がダサい旦那
髪型がダサいのは、一つは年齢に合っていないということ、もう一つは無駄に長いということです。
例えば40歳を過ぎているのに、アシンメトリーの髪型をしているとか(似合ってればいいです)は、髪型を気にしているのはわかるけどダサいですよね。あとは薄毛を隠すために長くしていたりとか、昔からずっと同じ(長めの)髪型という場合もダサくなりがちです。
髪型は基本的には襟足やサイドをスッキリ短めにするというのが、清潔感が出ていいと思います。薄毛の人も長いほうが肌色が目立つので、全体的に短くしたほうが地肌がカモフラージュされて目立ちにくくなります。
別に代官山のおしゃれな美容室に行く必要はありません。ホットペッパービューティーなどで料金の安い美容室で大丈夫です。
安くても若い美容師が切ってくれるだけで普通の上方なら今風な雰囲気は出ます。ただ、年寄りが経営している床屋は避けたいところです。
老けてきた旦那
男性は年齢を重ねるとだんだんと油分が多くなります。しかも水分は減ってくるので、テカテカと脂ぎった肌になりがちです。もともと乾燥肌の場合は水分がさらに減るとカサカサして老けて見える原因に。
最近は男性もスキンケアの意識が出てきていますが、ダサい旦那はスキンケアを面倒に感じています。ドラッグストアに売っているプチプラの女性用でもいいので、買い与えて入浴後や朝の洗顔後にやり方を教えてあげましょう。
肌のほかにも男性は歳をとると鏡を見る回数がどんどん減ってくるので、鼻毛が出ていたり、眉毛が伸びきっていたりしても気づきません。これはもう妻以外の人は指摘できないので、しっかりと指摘して整えるように促しましょう。最近では鼻毛カッターや眉毛カッターも電動でも1000円程度で売っているので家電量販店やAmazonなどで購入してあげてください。
ファッションに無頓着な旦那
結婚した当初はとくにダサく感じなかったファッションもアラフォーになるにつれてダサく感じることがあります。もともとファッションなどに無頓着な旦那は多いのですが、昔着ていたテイストの服をそのまま歳を取っても着続けると、年齢とのギャップでよりダサさが増してきます。
【ダサい旦那の服の定番】
- チェックのシャツ
- ボーダーポロシャツ
- ラガーシャツ
- 太めのジーンズ
- サンダル
- バックプリントもの
このダサさに共通するのは、「子供っぽい」というところです。この服装を小学生に着せると似合うんですよね。小学生が着て似合うものをアラフォーのおじさんが着るということはダサくなるのは当然です。
妻も女性のファッションはわかるけども、旦那のファッションをどうしていいのかわからないという人も多いので、ちょっとしたポイントだけ抑えて服を選べば大丈夫です。ポイントは暗めの色の細身のパンツです。
例えば色落ちさせていないジーンズとか、ブラックジーンズでもいいですし、ユニクロなら(黒やネイビーの)アンクルパンツなどでもいいでしょう。そして、できるだけ細めのものをチョイスしてください。最近はストレッチがきいているものがほとんどなので窮屈さはありません。
これだけで下半身がスッキリ見えますし、黒やネイビーなど暗めの色だとカジュアル感が減るので大人っぽく見えます。上半身もできるだけシンプルに無地のものをチョイスするようにしてください。
ダサい旦那というのは「無地=地味」という謎の方程式を持っているので、チェックやボーダーを選びがちなんですよね。子供っぽさを消すということは、無地のようなシンプルな服にすればいいというわけです。
ファッションに変なこだわりのある旦那
大変なのはファッションに変なこだわりがあってダサい旦那です。このタイプは「それダサいよ」なんて指摘したが最後、プライドと頑固の塊の旦那は「俺は俺の好きなものを着る」とか言い出してしまいます。
このタイプはセンスを否定してはいけません。旦那の好きなテイストは残しつつ、ポイントでトレンドアイテムをさりげなくすすめるというのがいいでしょう。ファッションに興味があるのはいいことですから、妻がそこに積極的に介入して、二人で楽しみながら方向を微妙に修正していけばうまくいきやすいです。
シンプルで大人っぽくなる男性ファッションを知りたいならこちらの書籍もおすすめですよ。
季節別旦那のおしゃれポイント2019
ここからは季節にあわせたダサい旦那をおしゃれに変身させるアイテムを紹介します。
春・秋のおしゃれな服
春と秋は過ごしやすい季節ということで、ジャケットスタイルが好ましいでしょう。
ジャケットスタイルのいいところは、インナーさえ替えとけば着回しができるということです。
「おしゃれなジャケットは高いんじゃ・・・」と思うかもしれませんが、今はファストファッションでも十分おしゃれなシルエットのセットアップが売られています。
引用:GUオンラインショップ
- ジャケットは色や柄で「仕事感」を消す
- インナーは無地。気温によって半袖や長袖に調節
- パンツはすっきりアンクル丈に
- 靴はカジュアルに(シンプルな)スニーカー
GUとは言えジャケットが4,990円しますが(十分安いですが)、ファストファッションは商品の入れ替えが激しいので、セール時に買うと1,990円まで値下がります。
あとは、春には明るめの白やオレンジ、ピンクなどのインナー、秋はシックな茶色や黒などのインナーを入れ替えるだけで春秋ファッションの完成です。気温が低い時にはニットをインナーにしてもいいでしょう。
- テーラードジャケット(チェック)CL ¥4,990
- クルーネックT(長袖) ¥790
- テーパードトラウザー(チェック)CL ¥2,490
- レザータッチスニーカー ¥2,490
夏のおしゃれな服
夏の男性ファッションは実は難しいんです。暑いので基本的にはTシャツしか選択肢がないですからね。
しかも、ダサい旦那ほどユニクロの漫画キャラのTシャツとか平気で買ったりするんですよ。それに短パンなんか履いたらそれこそ子供です。
- Tシャツはできるだけシンプルに(ワンポイント柄)
- 襟があるポロシャツは大人感アップ
- 短パンは思い切って短めに(脚長効果)
- 長ズボンならアンクルパンツで清涼感を
- 帽子やブレスレット、ネックレス、サングラスなど装飾品で差をつける
まずTシャツは無地だとさすがに寂しいので、柄はワンポイントに抑えましょう。胸のところにちょっと文字がある程度のものがいいですね。
おすすめは無地のポロシャツです。夏はどうしてもTシャツに短パンとカジュアル(つまり子供っぽい)になりやすいので、襟がついているポロシャツを着るだけで大人感がアップします。
パンツは短パンの場合、それだけで子供っぽさが出るので柄ものは避けて無地にします。そして、中途半端なクロップド丈(ふくらはぎ丈)は短足に見えるので、思い切って膝丈か、それより上くらいの短パンが脚長効果があっていいでしょう。
ただ、短パンに合わせる靴下は、くるぶしまでの丈にします。長いと今度は逆に「おじさん感」が出ちゃうので注意しましょう。
- エアリズムポロシャツ ¥1,290
- イージーチノショートパンツ ¥2,990
あと、夏の男性ファッションは他の人と差が付きにくいので、帽子やブレスレット、腕時計、サングラスなどの装飾品を付けるだけでグッとおしゃれ感は増します。安いものでいいので付けてみましょう。
冬のおしゃれな服
冬の旦那はダウンジャケット一色といってもいいくらいですよね。まぁ暖かいというのが一番なので、「おしゃれ」より「暖かい」を優先するのは良しとしましょう。
ただ、選んではいけないダウンがあるので、そこだけ押さえておきましょう。
- ユニクロのウルトラライトダウンは避けよう
- 黒は避けて色で差を付けよう
- ダウンのサイズはジャストフィットで
- パンツは細身でYラインを意識
- 色落ちジーンズはNG
まずユニクロのウルトラライトダウンだけは避けてください。これはいわゆる「ユニバレ(ユニクロとバレる)」なので一気にダサい感が増します。
だから、ダウンならユニクロで買ったとしても、ユニクロとはわからないものを選ぶのがいいでしょう。
そして、色は黒だと無難すぎるので、茶色やネイビー、濃い緑、ワイン色を選ぶと差が付きます。
インナーはシンプルに無地のニットでいいでしょう。ダウンの首回りが(ニオイを含め)汚れそうならタートルネックなどがおすすめです。
また、ダウン自体は非常にカジュアルなので、色落ちジーンズなどとは合わせず、細身のスラックスやブラックジーンズなどでシルエットをYラインにするのがセオリーです。
引用:WEAR
スタイリングが決められない人におすすめショップ「SPUTNICKS(スプートニクス)」
理論的にファッションの良し悪しがわかったとはいえ、なかなか組み合わせを自分で考えるのは難しいという場合もあります。
とくにファッションに興味がない人は「めんどくさい」と感じてしまうことも。
そんな時にはマネキン買いのように、上から下までスタイリング済みの洋服を買うという方法もあります。
個人的におすすめなのはメンズファッション通販サイト「SPUTNICKS(スプートニクス)」というお店です。
女性が好感を持てる「キレイめ」のスタイリングで統一されていて、清潔感もあり、イケてる旦那に早変わりできます。
価格帯もファストファッションほどではないですが、リーズナブルなものも多く、ユニクロ被りなどもしないのでおすすめですよ。
男は納得すれば変われる生き物
最後にダサい旦那をその気にさせる方法をお伝えします。男というのは女性とちがって理論的な説明に弱い生き物です。
例えばファッションで言えば、なぜ暗い色のパンツがいいのか、なぜ細身のパンツがいいのかというのを、「カッコいいから」と抽象的に伝えるのではなくて、「暗い色は細く見える」「細いパンツは足長に見える」など理論的な説明で納得させるのが効果的です。
あとは褒められるのも大好きなので、自分から変わるようになってきたら、変わった部分は気付いてあげてどんどん褒めるべし。
これでダサい旦那から普通の旦那くらいにはすぐに昇格できますよ。