インドア花見なら天気も準備も見頃も気にしないでいい
3月末から4月上旬にかけて桜を見るお花見のシーズンですよね。
お花見はお酒を飲んだり食べたり、友人家族と盛り上がれて楽しいイベントです。
でも、運悪く天気が悪かったり、気温が低かったり、桜が咲いていなかったりするとかなり悲しいことになります。
そこで最近ではインドアで行うことで、外でのお花見のデメリットをすべて解消した「インドア花見」なるものが流行っているということなので紹介します。
Contents
インドア花見とは
読んで字のごとくインドア花見というのは、通常屋外で行うお花見を、屋内で行おうというものです。
グループで屋内スペースをレンタルなどして、そこに食材やお酒を持ち寄ってお花見をするというものです。
屋内に桜?と思うかもしれませんが、屋内でも桜を飾っているんですね。だからお花見なんです。
ボランティアの集い、懇親会は #インドア花見 です。盛り上がってる🌸🌸🌸 pic.twitter.com/UUDeWJ7xAD
— PR Table Community (@PRTC_181127) 2018年3月20日
インドア花見が楽ちんな理由
インドア花見が流行ってきている理由の一つに、屋外で行う花見の面倒な部分が全部解消されている点にあります。
ということで、屋外のお花見より楽になっている部分をご紹介します。
天候に左右されない
屋外のお花見で一番の懸念といえば「天候」ですよね。
雨が降ったら最悪ですし、三寒四温で寒い日に重なったら、寒さで楽しみが半減します。
しかし、インドア花見なら屋内なので天候のことを考えることは全くありません。気温も冷暖房を入れれば問題なしです。
桜の見頃に左右されない
グループで集まる場合は日時を前もって決めておかないとなかなか集まるのが難しいということがあります。
しかし、いざその日に集まってみると桜がまだ咲いていないとか、もう散ってしまったということがあります。
インドア花見なら屋内に桜を展示する形式なので、外で桜が咲いていようがいまいが関係ありません。もっと言えば一年中いつでもできるといえます(この場合は造花になります)。
持ち物が少なくて済む
本格的な飲み食いをするには、バーベキューセットや紙皿、紙コップ、ごみ袋など、食材以外にもいろんなものを用意しなければなりません。
インドア花見の場合は、キッチン設備や食器などが置いてある場所を借りれば、食材とお酒のみの持ち込みで済みます。冷蔵庫があるとこなら冷えたままでビールがいただけます。
場所取りが必要ない
新入社員などがお花見の前日から場所取りのために陣取っている姿がニュースなどで流れていますよね。
屋外でお花見をする場合は、開催場所によっては朝早くから陣取っておかないと良いロケーションでお花見ができないということがあります。
インドア花見の場合は前もってレンタルスペースを予約しておけばいいだけだし、人数によって広さも選べるので、前日からレジャーシートを敷いて陣取る必要はありません。
車が必要ない
桜が咲いているのは公園など自然のあるところが多く、駅前ではないことが多いです。
そうなると食材や食器、バーベキューセットなどを持っていく場合はどうしても車が必要になってきます。
インドア花見ならレンタルスペースを選ぶときに交通の便が良いところにすれば、持ち物も食材だけなので、現地のスーパーで調達するなどが可能なので手ぶらで行けることもあります。
ゴミが出ない
屋外のお花見となるとどうしても利便性をとって、紙皿や紙コップなどゴミになるものを使用しがちです。屋台などで食べ物を買う場合にもゴミが出ます。
インドア花見ならスペースによってはキッチン設備や食器が置かれているのでゴミを最小限にとどめることができます。
花粉を避けられる
お花見のシーズンは花粉のキラーシーズンと被ってしまいます。
ゆえに屋外のお花見は好きだけど、花粉の症状がひどいから行きたくないという人もいるのではないでしょうか。
その点、インドア花見なら屋内なので、花粉の症状はさほど気にせずに行うことができます。
インドア花見のやり方
では実際にインドア花見を開催するにはどうすればいいでしょうか。
基本的には場所の確保だけをすればいいので、その方法をご紹介します。
桜が常設している場所もあるレンタルスペース
インドア花見は基本的にはレンタルスペースを借りて行うものです。レンタルスペースといっても貸し会議室のようなビジネスっぽいところではなくて、どちらかといえばキッチンスペースのあるイベント場のようなところです。
インドア花見というものを最初に注目した企業がスペースマーケットというレンタルスペースの仲介サービスで、スペースマーケットではお花見のシーズンに合わせて、造花の桜を飾っているスペースを用意しています。
桜が備え付けているレンタルスペースを選べば、自分で桜を用意する必要はありません。
スペースマーケット | 貸し会議室から球場までレンタルスペース簡単予約
桜がないレンタルスペースの場合
レンタルスペースは「地名+レンタルスペース」で検索すれば、地元のレンタルスペースが見つかると思います。
しかし、ほとんどのレンタルスペースには桜が飾っていないと思います。その場合でも工夫一つでインドア花見はできます。
プロジェクターを利用する
今はコンパクトなプロジェクターや安価なプロジェクターが多数販売されており、知人の誰かが所有している可能性もあるでしょう。
プロジェクターで桜の映像をレンタルスペースの壁に映写することができれば、夜桜のお花見のような体験が屋内でできます。
造花を購入する
一番簡単なのは桜の造花を購入することです。
造花を購入するのにためらうかもしれませんが、よく考えてください。造花は散ることがなくずっと使えます。
つまり、来年も再来年もインドア花見ができるということを考えればそんなにコスパが悪いということでもありません。グループの場合はみんなでお金を出し合って購入すれば個々の負担は少なくなると思います。
窓から桜が見れるレンタルスペースを探す
若干手間はかかりますが、屋内から屋外の桜を見るという方法があります。
その場合はレンタルスペースの窓から桜が見えるかどうかがポイントになります。
レンタルスペースに確認するか、実際に幹事が現場に行って確認する必要があります。
インドア花見をより楽しむアイテム
インドア花見は屋外のお花見とは違った楽しみ方ができるのが魅力です。
インドア花見をより楽しむためのアイテムをご紹介します。
プロジェクター、スピーカー
屋外のお花見では音楽をガンガン鳴らすなどは迷惑行為になりかねません。
しかし、屋内であれば常識の範囲であれば音楽をかけて盛り上がることも可能です。
コンパクトスピーカーとスマホがあればクラブのようなお花見になるかも。
また、プロジェクターがあると先ほども書いたように桜の映像を流したり、そのほかいろんな人のスマホから写真や動画などを映写して盛り上がることもできます。
料理をするための食材
せっかくキッチン設備のあるレンタルスペースを借りたのであれば、料理は出来合いのものではなくて、自分たちで作ってみるのもいいでしょう。
バーベキューのように焼くだけではなく、餃子を生地から作ったり、お菓子を焼いてみたり、グループで料理をすると楽しいですよ。
インドア花見のデメリット
インドア花見の唯一といっていいデメリットは「自然を感じない」ということでしょう。
やはり、屋内で造花の桜というのは自然なものではないですし、風の爽快さや日差しの温かさ、小川のせせらぎなどは屋内では味わえません。
どちらかというと花より団子のグループが楽しむイベントといえるかもしれません。
マナーを守って楽しもう
屋外のお花見もインドア花見もどちらも楽しいのは間違いありません。
お酒も入って調子に乗って周りの迷惑にならないようにしながら、大人の遊びとして家族や友人と楽しみたいですね。