職場の人や親戚に「子供は?」としつこく聞かれる時の対処法
「結婚したら次は子供だね」
「子供は何人つくるつもり?」
「子供ってホントいいよ~」
結婚すると100%聞かれるのが「子供はどうするのか?」ってことですよね。親戚や職場、同級生からご近所さんまであらゆる人が言ってきます。
私も子供がいないので聞かれることは多いですが、今は欲しくても授からずに悩んでいる人や子供がいない夫婦生活を望む人もいます。男性に至っては、それがセクハラになると認識していない人も。
そんなアレコレ言われる場合の対処法をご紹介します。
Contents
なぜ「子供は?」と聞いてくるのか
なぜ結婚した女性に対して「子供は?」とすぐに聞いてくるのでしょうか?
「結婚=子供」という固定概念
だいたい50代以上の人に多いのが「結婚したら子供を産む」ということが当たり前と思っているパターン。
昔は「結婚=子供」という固定概念が男女ともにほぼ全員持っていたといってもいいくらいなので、日常茶飯事的にそういった会話がされていたんですね。
それが不妊症やDINKS、晩婚化など、今の時代の感覚がわからないままの人がまだまだ多くいるということです。
話のネタがない
初対面の人やそんなに知らない人に「いいお天気ですね。」と当り障りのない話題を振りますよね。
実はそんな感覚で「ご結婚は?」「お子さんは?」と聞いてくる人は意外に多くいます。悪気は全くなくて、その場の雰囲気を気まずくしたくないとか、沈黙が嫌という気持ちなんです。
でも、言われる方としてはたまったもんじゃありませんが。
本当に待ち望んでいる
厄介なのがこのパターンです。義父母や親せきなど、跡取りを本気で待ち望んでいる場合です。
夫が男一人兄妹だったり一人っ子だったりすると、余計にその圧力は強くなります。
子供自慢をしたい
子供を持つ同級生や近所のママさんなど、「子供はいいわよ~はやく作りなよ」なんて言ってくる人がいます。
これは例えばすごく美味しいパン屋さんを見つけたときに人に教えたくなるのと同じで、「子供っていいよ」ということを共感したいだけなんですよね。
だから相手への気配りがちょっとおざなりになることがありますが、悪気があるわけではありません。
「子供は?」と聞いてくる人への対処法
「子供は?」と聞いてくる人への対処法は、言ってくる相手がどれくらいの関係性で、どれくらいの頻度で会うかによっても変えたほうがいいでしょう。
その場限りの人への対処法
「まだなんですよ~早く欲しいんですけどね」
→相手もただ話のネタに困っているだけなので適当に答えてオッケー
「今、修学旅行中なんですよ」
→もう子供がいる感じであしらう(嘘を楽しむ)
「子供嫌いなんですよ」
→その場の空気が悪くなってもいい場合、相手を黙らせたい場合
1度きりしか会うことがないという人に対しては、適当に嘘でもいいので答えるというのがストレスもなくおすすめです。上級者になると「(この場にはいないが)子供がいる」と言って楽しむ人も。
ちょこちょこ会う人への対処法
「それはもうセクハラですよ」
→職場の男性などに聞かれた場合。笑いながら言えば関係は崩れないが、また言ってくる可能性あり。真顔で言うと黙るが関係が悪くなることも。
「私は大丈夫ですけど、今は不妊で悩む人も多いからあんまり聞かないほうがいいですよ」
→この言い方だと角がなくて、しかも相手の考え方も改めさせることができます。
「なかなか出来ないんですよね~」
→「しまった!」と相手も察するので、それ以上は聞かれなくなります。ただ、関係が深い人だと不妊治療を勧めてきたりする場合もあるので注意。
「子供ってそんなにいいもんですか?」
→質問返しをする。子供がいる人なら子供の良さを語りたがるので話が相手のターンになります。
職場やご近所さんなど、関係性が浅くてよく会うという人に対しては正直なことは話さないほうがいいでしょう。変に話してしまうと噂となって広まってしまう可能性があります。
親戚など懐深くまで入ってくる人への対処法
「いずれは欲しいんですけどね~」
→とりあえずごまかしてみる。年に1回くらいしか会わないならこれでOK。
「(夫が)できにくい体みたいなんです」
→夫側の親戚が言ってくる場合には、夫に協力してもらって夫のせいにするのも親戚関係をうまくいかせるコツです。
「それは夫に任せています(夫に聞いてください)」
→対応を夫に任せる(事前に夫に言っておくと良い)
「〇歳になったら考えます」
→20代の場合はとりあえず何年後かに考えるといえば、それまではもう聞かれない。30代だと早くしたほうがいいなどと言われるので注意。
「〇〇さんはいつ産んだんですか?」
→逆質問で相手の昔話を聞き出す。昔話を自慢げに語る人は多いので有効。
「欲しかったらとっくに作ってますよ~」
→暗に欲しくないことを表明する。ただし、それが理解できないと説教してくる人もいます。
「今の時代、子供が生きづらいですから…」
→年金もらえない、待機児童問題、子供の事件などを持ち出し子供がかわいそう論を展開する。
「不妊治療するのでお金くれます?」
→不妊治療してでも作れと言ってくる人には有効かも。
親戚というのは一番やっかいですよね。身内ということもあって邪険にはできないし、かといってガンガン突っ込まれてもこっちが困りますしね。
年に数回しか会わないなら、その場しのぎで適当にごまかすのが一番いいのかもしれませんが、中には説教じみたことも言ってくる場合もあるので、そういう場合は夫に助け船を出してもらうのがいいでしょう。
いちいち気にしないこと
ということとで、いろいろな対処法を紹介しましたが、結局そんなことを言ってくる人は悪気がない人も多いですし、深く考えずに発言しています。
そんなことにいちいちこっちが悩んでいたら時間の無駄です。時には腹が立つこともありますが、「今の時代についていけてない人なんだ」と哀れんでやりましょう。
いろんな生き方を寛容に受け入れてくれる世の中になっていくことを期待したいですね。