夫や子供にイライラしない!ママが心穏やかに過ごせる方法
夫や子供にイライラすることってありますよね?私も朝の忙しい時間や、夫が帰ってくる夜などにイライラすることが多いです。子供が毎日家にいる夏休みなんかは毎日子供に怒っているような気もしますね。
夫や子供のせいでイライラしていると思いがちですが、実はママにも原因はあるんです。それがわかればもう少し穏やかに毎日が過ごせるかも。
Contents
ママのイライラBEST5
まずは世のママたちが子供や夫のどんなところにイライラしているのか見てみましょう。
夫へのイライラBEST5
- ママが忙しい時にものんびりリラックスしている
- 出したら出しっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなし
- テレビやゲームに夢中になる(話を聞かない)
- 家事や育児に協力的ではない
- 感謝の言葉がない
全部うちの夫に当てはまりますね~たいていの夫はこんなもんじゃないですか。
子供へのイライラBEST5
- 片付けができない
- ゲームや動画視聴をやめない
- 宿題を早くしない
- 時間通りに準備できない
- 嘘をつく
あ~、これもうちの息子に全部当てはまりますね~。女の子だったらちょっとは違ったのかなぁ。
ママは勝手にイライラしてる?
夫や子供へのイライラはしょっちゅうあると思いますが、そんな時夫や子供の反応はどうでしょうか。
たいていの場合は「何そんなに怒ってるの?」というものだと思います。そう、当事者には悪いという意識がないんですよね。
実はママのイライラというのは、夫や子供が自分の思い通りに動いてくれないという勝手な希望からきているからなんです。夫はこうあるべき、子供はこうあるべき、そういう理想とそうではない現実とのギャップがイライラを生み出しています。
夫へのイライラの原因
夫と妻というのは男女の性差があって、一生分かり合えないといってもいいほど感覚が違います。男というのは察するのが苦手で、物事を2つ以上同時にこなせないと言われています。
例えば、妻が忙しそうにしている時に夫はスマホでニュースを見ている場合、妻は「夫というものは忙しいのを察して手伝うべき」と考えているのに対し、夫は基本的にはスマホに集中していて「手伝ってほしいことがあるなら頼んでくるだろう(頼んでくるべき)」と考えています。
ここで妻がイライラした態度を取ると、夫としては「何怒ってるの?」となるわけです。怒っている理由さえも分からないという状況に、妻はさらにイライラしてしまいます。
夫へのイライラ解決法
妻は家事の負担を減らしたり効率化したいがために「(夫も)自分のものは自分で片づけるべき」という考えがあります。しかし、夫は「家のことは妻がするべき」という考えを持っている人が多いです。
そして、男というのは人に命令されたり考えを押し付けられたりするのが大嫌いです。だから出しっぱなし脱ぎっぱなしの夫は、何度言っても聞きません。それを結局妻が片づけると「結局家のことは妻がやるべき」という考えがより強くなってしまいます。
これを解決するには話し合いしかありません。男は自分が納得できれば動くもの、例えば脱ぎっぱなし問題なら夫専用の洗濯かごをいつも脱ぐ場所に置いておくとか、出しっぱなし夫なら「お風呂入るついででもいいからこれ片づけておいて」というような妥協案を出すとうまくいきます。
この時の夫の思考回路は「しょうがない、優しい俺だからそれくらいはやってやるか」という考えになっています。なんだか癪にさわりますが、それはこっちが夫を手のひらで転がしているという気持ちでいればいいんです。
子供へのイライラの原因
子供へのイライラは、「子供は親の言うことを聞くべき」「私の子供は真面目で賢く育つべき」というママの理想や願望が生み出しています。
まず知るべきは「子供は何回も言わないと理解しないもの」「子供は好奇心の塊で目の前の楽しいことに集中してしまうもの」「子供は時間の管理ができないもの」ということを理解しておけばイライラしにくくなります。
子供へのイライラ解決法
子供へのイライラ解決法は、子供は思い通りに動かないということを理解し、逆に子供自身が考えて動くようになるように導いていくとイライラしにくくなります。
具体的には、子供がゲームばかりして宿題をしなかった場合、何日かは毎日口酸っぱく言うだけにします。そこで改善しなくても、しばらくは放置しておいてもいいでしょう。いよいよ何とかしないといけないとなったら、「なぜ宿題をしなければいけないのか」「なぜママは毎日口酸っぱく言うのか」をしっかりと説明します。イライラしてはいけませんよ。
そして、どうしたら宿題ができるのかを考えさせます。「宿題してからゲームをする」とかですね。もし宿題をする前にゲームをしてしまったら、取り上げてしまってもいいでしょう。その時も怒るのではなく、自分で決めたことができなかったから「ママが手伝ってあげる(ゲームを取り上げる)」くらいの感じで怒らなくても大丈夫です。
すると、子供は自分で言った手前、仕方なく宿題に手をつけるでしょう。
このように子供自身が「これをしなかったらあとで大変なことになる」と自然と理解できるように、時には失敗させるという経験もさせて、「ママに言われたからやる」ではなく「失敗したくないからやる」というようにしつけをすれば、ママは怒らなくてもよくなります。
すぐできるイライラ対策
夫や子供のイライラ対策を実践したとしても、やはり時にはイライラすることがあります。そんな時には以下の4つのことを試すとイライラが収まりますよ。
「~するべき」を見直す
イライラの原因は「夫は○○するべき」「子供は○○するべき」という考えから生まれます。なので、イライラしたら今相手は「妻は(ママは)○○すべき」と思っているのかを考えてみてください。
相手の立場になって考えると「言わないとわからないかも」とか「こういう言い方ならやってくれるかも」と、冷静に考えられるようになります。冷静になるといつの間にかイライラも薄れてきます。
その場から離れる
どうしようもないイライラが発生したときは、思い切ってその場から離れてみましょう。ベランダでも庭でもコンビニでもいいでしょう。イライラの対象がいない場所に行くことで気持ちが落ち着いていきます。
カウントダウンをする
怒りというのは瞬間的に沸騰しますが、6秒しか持続しないと言われています。つまり、ムカッと来たらとりあえず6秒数えれば多少はイライラが薄れるということですね。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、これが意外に効果的。私もイラっとしたときは10数えることにしています。数えることに集中すると頭が冷やされ少し冷静になるのでイライラが薄まった感じがします。
鼻歌を歌う
これは私自身が考えたものですが、イライラしていると自覚したら、あえて楽し気な鼻歌を歌うようにしています。そうすると別に楽しいことをしているわけではないのに、何となく楽し気な気持ちになってくるから不思議。するとイライラしていた気持ちも少し和らいで「どうすればいいか」を冷静に考えられるようになります。
イライラを溜めない方法
イライラというのは蓄積されると不機嫌になり、些細なことでもイライラしてしまい悪循環に陥ります。イライラを溜めないためには発散させることを見つけることが大事です。
話し相手を見つける
イライラしたことを誰かに愚痴るとスッキリしたという経験はないですか。
近所のママ友や両親、職場の同僚など、自分の思いを聞いてくれる相手を見つけて話してみましょう。あまり愚痴ばかりだと嫌がられることもあるので、相談という形でもいいですよ。
ストレス発散方法を見つける
イライラはいわゆるストレスですから、発散する方法を見つけておくというのも良いです。カラオケやウォーキング、ドライブや美味しいものを食べるなどなんでもいいので自分だけのストレス発散方法があればイライラが蓄積されるのを防げます。
笑えることを見つける
笑顔になるというのは不思議なもので、イライラした気持ちを吹き飛ばしてくれます。今は動画などでいくらでも面白い動画を見るけることができるので、それをお気に入り登録しておいてイライラしたときや気分が落ち込んでいるときに観るとちょっと元気が出ますよ。
いかがでしたか。イライラというのは自分の理想を相手に押し付けることで生まれてきます。家族であっても自分以外の人間が思い通りに動かないのは当然ということを理解すれば、イライラせずに「じゃあ、どうすればいいか」を考えられるようになります。イライラしてもいいことは一つもないので、怒らないようにコントロールしていきましょう。