子供が寝ない7つの理由!月齢別上手に寝かしつけるポイント
初めての赤ちゃんを迎えたときに困ってしまうことの一つに「子供の寝かしつけ」があります。
私も1人目の子供の時にはどうすれば寝ついてくれるのか四苦八苦していました。
子供が寝つかないとママもストレスや疲れが溜まるし、イライラが子供に伝わって悪循環になってしまいます。
Contents
子供が寝つかないNG行動7つ
子供が寝つかないのにはちゃんと理由があることが多いです。
もちろん個性という性格も関係はありますが、多くは寝る環境を変えることで改善できます。
子供の寝つきに悩んでいる人は以下の行動をしていませんか。
- 抱っこして寝かせる
- なでながら寝かせる
- お腹が空いてからご飯をあげる
- 眠くなったら昼寝をさせる
- 自然に起きるまで寝かせる
- 動画などを観せて寝かせる
- お風呂が遅い時間
これらの行動は実は子供の寝かしつけにあまりいい影響を与えないといわれています。一つ一つ説明していきます。
抱っこして寝かせる
抱っこして揺ら揺ら心地がいいと子供は寝つきやすいですよね。
でもこれを習慣にしてしまうといつまでたっても一人で寝ることができなくなります。
最終的にはママが何もしなくても一人で寝られることを目指さなければならないので抱っこは必要最低限にしたいですね。
また、夜泣きの時にも音量が気になるからとすぐ抱きかかえるのはちょっと待ちたいところ。おしっこや空腹で泣いているとは限りません。大人の寝言と同じように赤ちゃんは「寝言泣き」をします。
少し様子を見るとすぐに寝落ちすることもあるので見守ってあげてください。
なでながら寝かせる
添い寝をして早く寝つかせたいからと、頭をなでたり背中をポンポンしたりしていませんか。
これを寝つくまでやってしまうと、赤ちゃんは触られないと寝れなくなってしまうことがあります。
これものちに一人で寝るための練習としては妨げとなってしまうので、寝かせるときは必要以上に触れないようにしたいですね。
もし何か触っていないと眠れないようだったら、お気に入りのぬいぐるみなどを持たせる方法もあります。
お腹が空くたびにご飯をあげる
お腹がすくと子供は泣いてしまうので、授乳や離乳食をあげたくなってしまいます。
しかし、食事の時間を日によってバラバラにしてしまうと寝る時間にも影響がでてしまいます。
だいたいの時間と食事の量を成長とともに調整して、できるだけ同じ時間に食事をするようにしたいですね。
※上記は離乳食が始まる1歳以上の場合です
眠くなったら昼寝をさせる
赤ちゃんに昼寝は必要ですが、眠くなるたびに寝かせていては夜に眠れなくなるのは大人も同じですよね。
昼寝が必要な時期であれば、午前寝と午後寝の時間をしっかりと管理して夜に十分な睡眠がとれるように調整しましょう。
必要十分な睡眠時間が取れていれば、それ以上は寝る必要はありません。寝かせない必要はないですが、20分~30分だけ寝かせて様子をみる程度にしたいですね。
自然に起きるまで寝かせる
赤ちゃんの寝顔は気持ちよさそうでついつい起こすのをためらいがちです。
しかし、ずーっと寝かせていると夜に寝れなくなるというのは赤ちゃんも同じです。
一日に必要な寝る時間を考えて、昼寝の時間、夜の睡眠時間を管理して、朝は決まった時間に起きるようにしてあげたいですね。
動画などを見せて寝かせる
最近多いのが動画を見せて寝かせるという方法です。どうしても忙しいママは楽をしたくなって動画を見せてしまいがちですが、寝るときにはあまり良くありません。
テレビやスマホの液晶の明かりは、深い睡眠を妨げるということなので、夜泣きをしやすくなる可能性もあります。薄暗いところで見せるのも目によくありませんしね。
昼間に楽しむ分にはいいですが、寝るときには絵本を読むとかベッドメリーなどを使うのがいいでしょう。
お風呂の時間が遅い
お風呂に入ってすぐには眠れないように、赤ちゃんもお風呂に入ってすぐには眠れません。
お風呂に入ると交感神経が刺激されて、覚醒作用で目覚めてしまうんですよね。
子供が寝るのが19時とか20時だとすると、それより2時間以上は前にお風呂を済ませると夜寝つきやすくなります。
月齢別子供の寝かしつけポイント
最初に書いた寝かしつけNG行動を見直したら、今度は一人でスムーズに寝られるように生活リズムを整えましょう。
月齢別の子供の寝かしつけポイントを紹介します。
生後4~6か月までの寝かしつけポイント
この時期から子供は夜泣きをするようになってきます。夜にぐっすり寝られるように昼寝をさせすぎないように注意したいところです。
- 朝に日光を浴びる習慣(室内でよい)
- 午前中と午後の2回昼寝(計3時間~4時間)
- 19時~20時に寝かしつける
- 夜中の授乳は暗いままで
生後6か月から1歳までの寝かしつけポイント
赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちができるようになってくるころです。離乳食も始まり成長を感じる時期ですね。
動き回れるようになったら、たくさん運動をさせるのが寝かしつけのポイントになります。
- 朝に日光を浴びる習慣(室内でよい)
- 午前中と午後の2回昼寝(計3時間~2時間)
- 起きてる時間は運動をさせる
- 19時~20時に寝かしつける
- 夜の睡眠時間が短い場合は昼寝時間を減らす
- 夜中の授乳回数は減らす(夜泣き=空腹ではなくなってきている)
1歳、2歳の寝かしつけポイント
この時期には歩けるようになってくるので、積極的に公園などで運動をさせて夜ぐっすり眠れるようにしてあげたいですね。
昼寝の時間も減らして、夜中に起きることが無くなるようにしましょう。
- 朝に日光を浴びる習慣(室内でよい)
- 午後に1回のみ昼寝(2時間程度)
- 起きてる時間は運動をさせる
- 19時~20時に寝かしつける
- 夜の睡眠時間が短い場合は昼寝時間を減らす
- 夜中にできるだけ起きないように調整してあげましょう
2歳、3歳の寝かしつけポイント
子供に自我が目覚めてきてイヤイヤ期も本格的になってくる時期です。
この時期は寝つきが悪いというより寝たがらないようになってくるので、自然に眠くなるようにリズムを作ってあげることが大事になってきます。
- 朝に日光を浴びる習慣(室内でよい)
- 昼寝は眠くないならさせなくてよい
- 起きてる時間は運動をさせる
- 20時~21時に寝かしつける
- 寝室に行ったら眠くなくても移動させない
- 寝つきが悪い場合は昼寝時間をなくす
- 夜の睡眠時間が短い場合は昼寝時間を減らす
4歳、5歳の寝かしつけポイント
保育園や幼稚園などに通うようになると、自然と生活習慣が身についてくるので寝かしつけやすくなります。
この時期には寝かしつけよりも睡眠の質を大事に考えてあげるといいでしょう。
を作ってあげることが大事になってきます。
- 朝に日光を浴びる習慣(室内でよい)
- 昼寝時間は保育園での様子を把握しよう
- 保育園などでの運動が足りない場合は公園などで運動を
- 寝る前にスマホやテレビなどは控える
- 夜は室内の明かりも明るすぎないものに
- 20時~21時に寝かしつける
- 真っ暗な部屋でも寝られるように慣らす
- 寝つきが悪い場合は昼寝時間をなくす
- 夜の睡眠時間が短い場合は昼寝時間を減らす
いかがでしたか。子供の寝かしつけは個性がひとりひとり違うように、いろんなパターンがあると思います。
子供の様子や性格をしっかりと観察して、生活のリズムを作ってあげて睡眠の質を良くして健康にすくすく育つようにしてあげてください。