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子供はなぜ待てない?時間が早く感じる大人に置き換えるとわかる

時間が早く過ぎる

妻が一人で出かけるときに子供の面倒を見るのですが、子供というのは作った料理をテーブルに並べるたった2~3分が待てないですよね。

なんでこんなに子供は「ただ待つ」ことが苦手なのか。

いろいろ調べてみると大人と子供の時間の感じ方に違いがあるからのようです。

時間の長さが変わる要因

大人になると「1年があっという間だった」という会話を年末に必ずしているような気がします。

いろんな研究によって、時間の感じ方は大人や子供、また状況などによって変化することがわかっています。

ジャネーの法則(心理的要因)

心理学的に説明したのが、フランスの哲学者ポール・ジャネが提唱したジャネーの法則です。

主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。 簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。 ジャネーの法則|Wikipedia

これを簡単に説明すると6歳児がこれまで生きた人生のうちの1年と、40歳のパパがこれまで生きてきた人生のうちの1年では時間のスピード感が6.7倍違うということです。40年のうちの1年と考えると確かに短く思えますね。

ジャネーの法則

この図を見れば歳を重ねれば重ねるほど時間の進み方が早くなるような気がするのも納得ですね。

経験値による時間の感じ方

ジャネーの法則にも通じるところがありますが、経験値の違いによって時間の進むスピードが違って感じられるということがあります。

子供というのは毎日が初めての経験の連続です。

小学校の授業にしても毎日違うことを学習しますし、学年ごとにイベントや行事も異なります。家族とのお出かけでも初めて行くところがほとんどでしょう。

それに比べて大人はたいていのことは経験済みなので、新鮮なことに出会う数が少なくなります。

いや、仕事で毎日新しいことをしているよ、という人もいるかもしれませんが、それは今まで経験したことの応用であってまったく新しい事ではないでしょう。

ただ、大人でも時間が長く感じる瞬間があります。例えば初めて人前でスピーチをするときなど、時間が全然経過しないという経験があるでしょう。

これは子供で言う初体験のワクワク(興奮)と似ていて、スピーチの体験が初めてで緊張(興奮)しているからですね。

スピーチも場数を踏めば(経験を積めば)慣れてくることを考えれば、経験値が時間の感じ方を決める要因のひとつであるとわかります。

緊張で時間が経過しない

ゾウとネズミの時間感覚

ゾウとネズミの心拍数と寿命の話を聞いたことがないでしょうか。

(人間を除く)哺乳類というのは一生で15億回心臓を動かすと考えられています。(人間を除くのは人間は医療技術や食料の安定供給などで寿命を延ばしているから)

ゾウは3秒に1回心臓が脈打つのに対し、ネズミは1秒に60回も脈打つんです。

寿命である15億回に達するのがゾウは70年近くかかり、ネズミは2~3年ということになります。

つまり、ゾウはゆっくりとした時間感覚で、ネズミはすごく早い時間感覚だということです。

参考:ゾウの時間・ネズミの時間

これを大人と子供で考えると、大人のほうが心拍数が遅いのでゾウ、子供のほうが心拍数が早いのでネズミとなります。

ここでちょっと混乱するのですが、大人がゾウでゆっくりの時間感覚だったら時間が進むのが遅く感じるんじゃないの?ということを考えてしまいます。ですが、実際には下図のように体内時間がゆっくりだから、時計の針が早く感じるということになるわけです。

体内時間と時計時間

時間を気にしている

退屈な映画や会議などで時計ばかり気にしていると時間が経つのが遅いということがありますよね。

これは子供でも同じで校長先生の話などは長くて退屈だった経験は誰しもあるでしょう。

逆に未来に楽しいことがあると、待ち遠しくて時間が経つのが遅く感じるということもありますね。

子供の場合は、体育の授業が楽しみだったり、給食の時間が楽しみだったり、放課後になるのが待ち遠しかったり、もっと未来だと遠足や運動会が楽しみだったり、夏休みが待ち遠しかったり、とにかく待ち遠しいことが目白押しなんです。

だから子供のほうが待ち遠しい出来事が多いせいで時間が長く感じるということもあります。

待ち遠しいと時間が長く感じる

老化による時間感覚の変化

パパママ世代である30代~40代にかけては、老化というものを実感し始めてくる年齢だと思います。

考えたくはないですが、若い頃より判断力が鈍くなっていますし、肉体的にも衰えてきています。

判断力が、ほんのゼロコンマ何秒遅れているとしても、一日で考えると相当時間的遅れをとっていることになります。

朝起きて時計を見て時間を判断、起き上がる動作、スリッパを認識する判断、歩くスピード、トイレのドアノブを認識する判断・・・このように生きるということは判断と行動の連続ですから、ほんの少しの遅れの蓄積が時間の経過を早く感じさせるのです。

老化で動きが鈍くなる

子供に「5分待て」は、大人に「30分待て」と同じ

いろんな要因から時間の感じ方は大人と子供で大きな違いがあることがわかりました。

単純にじゃあ子供の5分は、大人に言い換えると何分なんだという答えは出せないでしょう。

これは年齢や状況などによって時間の感じ方が変わるからですね。

ただ、子供は明らかに時間を長く感じているだろうなぁということは実感しています。

だから考え方の一つとして子供の5分は大人で言うと30分くらいに考えてあげると、子供のことをもっと理解してあげられるんじゃないでしょうか。

子供をおとなしく待たせるには

大人でも20分以上待てと言われたら、スマホでゲームをしたり、たばこを吸いに行ったり、雑誌を読んだりと、ただ待つより何かして待ちたいですよね。

子供も同様に何か時間つぶしになるようなものがあるといいと思いました。

子供に「5分待て」ということは、30分相当遊べるような何か暇つぶしが必要になるのではないでしょうか。

それを考えるとやっぱり動画を見せておとなしくさせるというのはある意味仕方のないことなんでしょうかねぇ。

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ケンゴ

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どうもアラフォーのケンゴです。子供2人の父で育児に家事にちょっとだけ奮闘中(イクメンというほどではないでしょうね^^;)。夫目線の記事を書いてくれと言われるがままに参加しています。世の奥様方のお役に少しでも立てればうれしいですね。

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